| 根拠の種類 | 分かること | そのまま言えないこと |
|---|---|---|
| 成分分析 | その試料に何がどれだけ含まれたか | 人の病気を予防・治療する |
| 化学的な抗酸化試験 | 設定した反応系での活性 | 人体での効果の強さ |
| 細菌・細胞の試験 | 試験条件での反応 | 食べた人に同じ作用が起こる |
| 動物実験 | 動物モデルでの変化 | 人での有効性・用量 |
| 人の介入研究 | 対象・条件に合う人での効果 | 別の食品・抽出物・全ての人への一般化 |
「胃薬になる」と書けるか
今回確認した抗潰瘍の報告は、文旦の葉の抽出物をラットに用いた実験です。土佐文旦の白い綿や果肉を人が食べて治療効果を得た試験ではありません。今回の確認範囲では、その臨床的な根拠を確認できていません。
図書館には研究として掲載できますが、「白い綿は胃薬」「食べれば菌を退治する」といった商品効能の文章にはしません。
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この章の根拠・さらに詳しく
高知県土佐市から農園直送公式通販で土佐文旦を見る →白い綿・果皮・果肉の健康情報を混同しない
成分が含まれること、抽出物が試験管内で菌の増殖を抑えたこと、動物に投与して変化が出たこと、人が通常量を食べて健康上の効果があることは、証拠の段階が違います。葉や果皮の抽出物の結果を、土佐文旦の果肉や生の白い綿を食べた効果へ置き換えません。
この図書館では「胃薬になる」「血圧を下げる」「感染症を防ぐ」といった治療・予防の約束として紹介しません。白い皮のペクチン、果肉のビタミンC、苦味に関わるフラボノイドは、まず部位・含有量・測定法を示す食品成分の情報として説明します。
服薬中の方が調べる場合は、薬との相互作用を別に確認します。グレープフルーツと系統的に近い、苦い、黄色い、といった見た目や分類だけでは個別の薬との組合せを判断できません。薬の説明書と医師・薬剤師の案内を優先してください。
根拠・原資料:高知県産特産カンキツの機能性 / Evaluation of Anti-ulcer Activity of Citrus maxima Leaves Extract in Experimental Animals





