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土佐文旦の果肉と黄色い果実を大きく載せた、さとふる用の家庭用・大玉3kgサムネイル日本ギフト大賞2024年受賞園主こだわり土佐文旦土佐文旦発祥の地で、70年以上。高知県土佐市から農園直送公式通販で土佐文旦を見る
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文旦の果皮を知る:日焼けと褐色のシミ

日々、文旦を育てる中で目にする果皮の変化。農園の写真を見ながら、日焼けと、流れるようなシミに関係する病名を紹介します。

箱に並ぶ文旦。丸い変色部分と、上中央の果実に茶色く流れたようなシミが見える
日焼けの跡など、果皮に残るさまざまな変化

やの一果彩の文旦の記録です。丸い変色部分のほか、上中央の果実には流れるような褐色のシミが見られます。この流れ状のシミの病名は、写真だけでは確定していません。

日焼けとは

日焼けは、高温などによって果皮に起こる生理障害です。こうした症状の出た果実は「日焼け果」と呼ばれます。カンキツの研究では、果実の表面が高温にさらされることで、果皮の変色や硬化が起こることが報告されています。[1]

園主が日焼けの跡として見ている部分と、流れ状のシミを分けて観察することが、果皮の状態を理解する手がかりになります。

流れ状のシミと「さび果」「涙斑型」

茶色い跡が流れたように見える場合、関係する病名として炭疽病と黒点病があります。形が似ることもあるため、「流れている」という見た目だけでは区別できません。[2]

炭疽病(たんそびょう)による「さび果」

カンキツの炭疽病による果皮の症状は「さび果」と呼ばれ、資料では「炭疽病(さび果)」や「炭疽病(さび果病)」と表記されています。細かな褐色~赤褐色の斑点が生じ、発生が激しい場合には、涙が流れたような形になることもあります。[2][3]

黒点病(こくてんびょう)の「涙斑型」

黒点病にも「涙斑型(るいはんがた)」という症状があります。病原菌の胞子を含む雨滴が果実の表面を流れ、その通り道に黒点が集まって生じるものです。[4]

この写真の流れ状のシミを、炭疽病と断定したものではありません。ここでは、似た見え方をする症状の正式な呼び方を整理しています。

果皮を観察するときのポイント

跡の形や広がりに加えて、細かな点が盛り上がっているか、触れたときにざらつきがあるか、樹上で見られたのか収穫後に現れたのかも、状態を伝える手がかりになります。病名を確かめるには、実物や発生の経過も合わせて確認します。

果皮の跡と果肉の状態は別に見ていく必要があります。果皮の組織については、黄色い果皮・油胞・果皮油のページで紹介しています。

参考資料

資料確認:2026年10月9日。これらの資料は一般的な症状の説明であり、掲載写真そのものの診断結果ではありません。

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